CCNAに必要な学習時間と最短取得方法【初心者向け】

CCNAを取得しようと考えていて、最短で取得する方法を知りたいと思っていませんか?
また、おすすめの勉強方法や書籍について知りたいと思っていませんか?

僕自身、一番最初に取得した資格がCCNAであり、そこからネットワークエンジニアのキャリアをスタートしました。 現在はネットワークエンジニア歴4年目で、下記順番で資格取得しました。

CCNA→LPIClevel1-3→CCNP→ネットワークスペシャリスト

全てを1年程度で取得し、案件単価を劇的にあげることができました。現在はフリーランスとして現場常駐し、700-800万円程度稼いでいます。

それでは僕なりのCCNAの最短取得方法についてまとめていきます。

本記事の内容

  • CCNAという資格について
  • 書籍でしっかりと基礎学習
  • CramMediaで問題を解きまくる
  • CCNA取得後は?

CCNAという資格について


CCNAはCisco社(海外ベンダー)の資格における最も簡単な資格であり、ネットワークエンジニアの登竜門と言えます。 多くのネットワークエンジニアは、CCNAを取得してから現場に出ることになりますので、非常に大切な資格といえます。

それではCCNAの詳細をみていきましょう。

ICND1/ICND2

CCNAにはICND1とICND2という2つの試験があり、これらを両方合格することでCCNAを取得できます。

ICND1とは「100-105J ICND1」と表記されていて、レイヤー1-3の基本的な内容を問う資格試験となっています。

レイヤー1-3って何?って思う方もいるかと思いますが、そこらへんの勉強もICND1の勉強で行うため、ここでは割愛します。

続いてICND2ですが、これは「200-105J ICND2」と表記されていて、これも難易度的にはICND1と大きな差はありませんが、シュミレーション問題はICND2にしか出なかった記憶があります。

ちなみに、ICND1とICND2に分けて受けずに一回でCCNAを受験することも可能ですが、受験費用が安くなるといったことはないので余程急いでいない限りは2回に分けて受験することをおすすめします。

また、CCNAに限らずですが、海外ベンダーの資格試験は、英語をそのまま日本語に直訳したような試験が多く、問題文のニュアンスがおかしいものも多々あります。
しかし、読み解けない程難しいといったことはありませんのでそこらへんはあまり心配はいらないかなと思います。

それでは、最短で取得する方法について書いていこうと思います!

書籍でしっかりと基礎学習


まず第一に、基本はとても大事です!
小手先で暗記することも最後には大切ですが、最初は書籍で基礎をしっかりと学習することをおすすめします。

おすすめの書籍

僕はGeneさんを心から尊敬していて、CCNA/CCNP/CCIEの全ての教材はGeneさんのものを使いました。
GeneさんはCCIEを取得済みのネットワークエンジニアで、どの本も最高にわかりやすいです!

色々な書籍が出ていますが、これを読めばまず間違いはありません!

期間を決めて学習する

基礎学習が大切といえど、ダラダラと勉強するのは絶対に駄目です。期間を決めて本を読みきってください!

ICND1/ICND2の資格難易度は決して高くありません、1ヶ月程度で取得すべきです。そこから逆算してみましょう。

1ヶ月でCCNAを取得するには、1つの試験に2週間程度しかかけれません。2週間でICND1を取得するには1週間程度で本を読み切り、そこから問題演習をしつつ復習します。いけそうかなと思ったら即受験しちゃって問題ないです。

ICND1に合格したら、すぐにICND2の勉強を開始します!こちらも2週間ですので、同じように1週間で本を読みきって、問題演習をしつつ復習してから受験する感じです!

多くの人は真面目すぎて100%理解することを意識してしまいますが、最短で本を1週することが最重要だと僕は考えています。なので、1週間程度でサクッと読み終えてください!

下記記事に、爆速で資格取得することが大切な理由なんかをまとめてます。興味があれば是非読んでみてください。

CramMediaで問題を解きまくる


本で基礎学習をしたら次は問題演習です!

先ほど問題集の購入は不要と書きましたが、その理由はCramMediaがあるからです!これはweb上で問題演習ができるサービスです。有料ではありますがものすごく的中率が高いです!

ものすごく高いというかほぼ全ての問題がCramMediaに載っていますので、もはや基礎学習をせずとも暗記だけで取得できてしまいます

ですが、しっかりと知識を身につけることが目的でもあるので、本での基礎学習はとばさないでください!

CramMediaの使い方

基本的には問題をひたすら解いていきます!

ICND1/ICND2それぞれの問題が購入できますので、こちらで演習することをおすすめします
100-105: Interconnecting Cisco Networking Devices Part 1 (ICND1)100-105: Interconnecting Cisco Networking Devices Part 1 (ICND1)
200-105: Interconnecting Cisco Networking Devices Part 2200-105: Interconnecting Cisco Networking Devices Part 2

回答をみても意味がわからない問題があった場合、本に戻って復習をしてください。

問題を解く→本で復習→問題を解く→本で復習

これをひたすら繰り返していく事で、答えもその根拠も自然と頭に入ってきます!

「webの問題集を暗記して取得することに意味はあるの?」と考える人も多くいますが、僕は絶対にあると断言します!

理由についても下記記事にまとめてます。

基礎を学びつつ暗記した内容は、案外業務でも活かせます!それに気付かぬうちに本質を理解できていたりするものです。

100%を目指し過ぎるよりも、最低限の基礎学習をしたらあとは割り切って最短取得がいいです。

CCNA取得後は?


少し気が早いかもしれませんが、CCNA取得後について書いていこうと思います。

CCNA取得後は、すぐにCCNP取得にむけて学習を開始することを強くおすすめします!

CCNAは最低限のネットワークエンジニアとしての知識がありますよ!という証明ができる程度の資格です。

CCNPのレベルになってくると、現場や面談の際にも大きな武器となってきます!特にネットワークエンジニア歴の浅い方々にとっては、しっかりと現場で使えるレベルの知識が備わっているという一つのし指標になっているといってもいいと思います。

端的にいうと、現場の単価や給料に直結してきます!

僕が給料を爆上げした方法を書いていますが、CCNPの取得によるものがとても大きいです!

CCNA取得後は学んだ知識が抜け落ちる前にCCNPの学習を初めて、最短取得を目指すのが一番効率的です!

皆さんも資格取得を通してネットワークエンジニアの価値を上げていきましょう!ついでに給料も上げていきましょう!!

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